怠惰 留年 スタークロノス
これを読んでる方は初めましてじゃないですよね。
にんげんと申します。
今回はひよポケのメンバーがCL福岡に出るにあたってリザードンexを調整した過程とその反省をまとめていきたいと思います。
2/16に自分のシティもあったのでその調整も兼ねていました。
環境考察
リザに勝てる山が見当たりません。
なのでまず初めに逃げリストとしてリザードンexを調整し始めました。
ちょうど調整を始めた時期にガルシアさんがシティで優勝していました。
使ったリスト https://t.co/MbV3YrBWKr pic.twitter.com/6iwYdbn9Ys
— ガルシア (@Trubbishx3) 2024年1月27日
またサーニーゴさんもこの時期にほとんど同じリストでシティ優勝していました。
⚡ポケカ四天王シティリーグデッキ
— ポケカ飯🍚優勝デッキまとめブログ (@pokekameshi) 2024年2月4日
結果でもコミットしてる四天王がすごすぎる件
1️⃣シマダ ダイチ選手:@kawahitosi
🥇2/3宮崎(優勝)
▼悪リザードンhttps://t.co/JEBljTMxUQ
2️⃣イシヤマ リョウタ選手:@miyabsol
🥉2/2兵庫(ベスト4)
▼悪リザードンhttps://t.co/mj709dAlKg
3️⃣ヤマノ… pic.twitter.com/opkflRQW0a
この2人のビーダル型リザードンを元に研究を進めていくことになります。
調整過程
最初はこのデッキを使って数枚変えれば納得のいくリストになるだろうと思っていました。
ですが、予想外にもこのデッキの調整に手こずることになります。
それがペパーというカードの存在です。
というのもこのカードとビーダル型のリザードンとの違和感のようなものが存在していました。
それは
・最初に持ってくることのできるポケモンの道具がない
ということです。
ペパーは初動でなかよしポフィンをサーチできる札として使いたいのですが、他のポケモンの道具を持ってきてしまうと手札が嵩張りビーダルでドローできる枚数が減ります。
また、ポケモンの道具は後半必要になるカードばかりなのでハイパーボールのコストにもしづらうという欠点がありました。
かといって、持ってこないのならカイの下位互換でしかありません。(激うまギャグ)
ということでペパーにおける違和感を取り除くために奮闘することになります。
エンテイVと異なり、ピジョットVは崩れたスタジアム(以後レタス)を使わずとも特性のきえさるつばさで盤面から消えることができます。そうすることで最初から盤面に置くことができ、封印石の受けになるのではないかと考えました。
ですが、封印石を持ってこれなかった時に先置きしていたピジョットVを山に返すことができるかどうかの判断が難しかったり、殴るのに3エネ必要でかつ打点が出なかったので評価は低くかったです。
それでも逃げエネがエンテイVより少なかったりと負け筋になりづらかったです。
試行錯誤したもののそもそもVポケモンを盤面に置く行為が弱かったため、封印石を抜こうと考えました。
そうした時にいよいよデッキからポケモンの道具が入っていない状態になりました。
ちなみに緊急ボードは最初の段階で抜けています。
これクソ弱かったです。逃げ1軽くなったところでビーダルに貼っても炎エネ要求が生まれますし、そもそも誰に貼るんだ問題もありすぐにクビ。
すぐにポケモンいれかえに。
話を戻すと、ポケモンの道具がほとんどなかったため序盤に持ってくることができるポケモンの道具を探していました。
そこで思いついたのがコレ。
エヴォリューションです。このカードは今までエヴォリューションを前提としたエネルギー転送を入れたり、VIPパスを絞ったデッキでなければ入ることがありませんでした。
しかし、今のリザードンexデッキは
・エヴォリューションを宣言できなかったとしてもデッキが回ること
・そもそもペパーが3枚なこと
・エネルギーに関する枠を増やしたくなかった
という色々な点から1枚採用に抑え、後手の捲り札としての採用が適切だと考えました。
また
・中盤のペパーからハイパーボールを持ってくる時のコストにすることができる
・雑に貼ってハンドを減らしながらも負け筋にならない
こともこのデッキにおいてかなり強かったです。
エンテイVを抜いたことでさらにデッキの検討枠が増えました。
それがネストボールです。
デッキを回してるなかで、エンテイVを置かない立ち回りをしていると「これポフィンで十分だな」と感じました。
しかも盤面が埋まっている時にネストボールだとハンドが減らず、ビーダルのドロー枚数が少なくなってしまいます。
そこで自分が着目したカードはキャプチャーアロマです。
裏が出ても対象なしを選択できて、表だとビーダルやリザードンex、リザードに繋がる札としてもかなり優秀でした。
とまあ大体の構想を経て完成したリストがこちら。
細かいところを解説していくと
・ビッパは3以外あり得ません。釣竿要求の重さが全然違います。
・エースぺはマキべ。(後で詳しく書きます。)
・盤面に干渉するサポートは8枚以上ないと無理。ペパー4ナンジャモ3でも事故率が段違いで上がりました。
といったところです。
結局シティ前日まで調整することに。
他の回していたデッキのリストは以下に載せておきます。
オーリム入りロストタケルライコ
リザードンexとLO以外のデッキに有利をとれましたが、リザードンexに微不利を取る時点でダメでした。
FTB
古代・ロスト・ルギアにガン有利を取れるリスト。リザとアルギラに負けるので無しに。
コライドンは弱い!🌙を釣竿で使いまわした方がいいと思ったためこの形に。
本戦1位のリストでいい気がします。
反省点
ここから反省パート。
自分が組んだリストにも少しの違和感を感じていました。
それが
・ネストは要らないがポフィンの5枚目は欲しい。
・終盤の〆のためだけにネオラントVを入れる必要があるのか
・フトゥーを抜いたことで後手の捲りが難しくなったこと
・ヒトカゲ2枚サイド落ちが辛い
などなど...
疑問点は残っていたもののこのままシティに行くことに...
シティ当日は初戦に6/8を外して負けたこと以外は順調でした。
4回戦目に勝利し暇していた自分の元にかるたさんからリストが送られてきました
あの...自分の抱えてた問題点全て解決されてるんですけど...
シティの5回戦目を前にしてもう負けた気がしていました。
5回戦目も相手が上振れに上振れを重ねられて負け。
プレミもありましたが、結局勝っててもオポ落ちだったようなので関係ないです。
リストの話に戻ると
問題点その1「ポフィン5枚目」はボウルタウンで解決されていました。
この環境でリザに対して有効なスタジアムは存在しておらず、自分から貼りにいけて盤面に残る可能性が高いボウルタウンはまさにポフィンの5枚目でした。
さらにポフィンとは異なり、盤面が埋まっている時でも使うことができます。
本当に有能なカードでした。
問題点その2「ネオラントV」に関しても抜けていました。
そうなるよねーといった感じ。非エクだけの盤面にできることがビーダルリザの強みなのでVを抜くことは考えてたけど、その勇気がなかった...
問題点その3「後手捲りの再現性」
これもンゴマニア2枚目でレタスにタッチする再現性を上げており、きちんとした回答になっていたように感じます。
また、先手で先殴りだったときに関しても自分の盤面に関与することのできるカードだったことも大きいです。
デッキのパワーを落とさずに回答が用意されていました。
問題点その4「ヒトカゲのサイド落ち」に関してはヘビーボール採用で大体解決します。
ペパーやンゴマニアでサーチすることができ、盤面が埋まっていても使うことのできるカードだったため、ビーダル型との相性もいいです。
さらに最もまずい点に気がついてしまいました。
それが「チムアチャ病」です。
これは自分の中で呼んでいるだけなので悪口でもなんでもないです。
チムアチャのリストは時々tier1を重くみすぎていることで、リストが一般的なものから数枚変わり、通常の動きに関する再現性が少し落ちてしまっていることがあります。
(あくまでポケカ歴数年のクソザコ一般プレイヤーが見た主観なので許して欲しい)
自分のリストについても同じ状態になってしまっていたように思います。
(自分とチムアチャを同列に語りたいというわけではありません。)
というのも自分のリストはミラーをかなり重く見てエーススペック枠にマキシマムベルトを採用していました。
どちらも理想的な動きができた時にプライムキャッチャーだと捲りきれない時があったからです。
しかし、プライムキャッチャーというのは
「勝つべき試合をきちんと勝ち切るためのカード」
だったように“今は”感じています。
もちろん、マキシマムベルトのように具体的にどこで使うか、というのはありません。
ですが、このカードの存在によってペパーやンゴマニアのパワーが上がっていたり、自分の盤面の“動き”に関しての補助輪にもなり得ていました。
ミラーのあまり存在しない理想盤面を追い求めていたばかりにデッキのパワーを落としていた、ということになります。
これは前回のCLでしてはいけないことだと認識していたにも関わらず、結局やってしまっていました。
自分の良くないリストに巻き込んでしまったyuuくんとカサイ大先生に大変申し訳ない気持ちになっています。
この場を借りて謝罪させてください。
本当にごめーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!
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